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新生児(赤ちゃん)の沐浴の時間、温度などやり方とは

生まれたての新生児(赤ちゃん)にしてあげるお仕事の一つに沐浴があります。
沐浴とは、生後1か月までを目途に、ベビーバス等を使い赤ちゃんの体を洗ってあげます。

出産後に病院での沐浴指導を経て、自宅で行う沐浴は緊張の連続です。
首の座らない赤ちゃんの沐浴は始めてしまうと着替えさせるまで手が離せない作業となります。

ですので、事前の準備がとても大切です。

ちなみに有名な育児ブロガーさんの動画
3か月の赤ちゃんですごく手際がいいです。

沐浴の準備

まずは、身体を拭くバスタオルと着換えの準備です。
沐浴後すぐに体がふけるよう、沐浴を行う場所の近くに準備します。

ハイローチェアを利用すると脱衣所やリビングなどで移動しやすく便利です。

上着と下着の袖を重ねて、すぐに着せられるようにします。
オムツも開いて置いておきます。

その上にバスタオルを置きます。
バスタオルは頭も包んで拭けるよう、洋服より少し上になるように置くと良いでしょう。

赤ちゃん用の正方形のバスタオルならひし形に置くと身体を包みやすくなります。

沐浴の入浴剤など

沐浴後の

スキンケアクリーム
おへそ消毒の消毒液
綿棒

を用意しておきます。

かご等に入れてひとまとめにしておくと準備しやすいでしょう。

そして、身体を洗う石鹸やベビー用ボディーソープ、顔を洗うガーゼ、薄手のタオルかガーゼを2枚用意して、いよいよベビーバスにお湯を貯めましょう。

沐浴のお湯の温度

お湯はベビーバスの7割程度入れ、温度を見ましょう。

夏場は38度、冬場は40度を目安とします。
慣れてくれば自分で触ってみて、温かい温度であれば良いでしょう。

手桶にベビーバスより少し温度を上げたお湯を用意しておきます。
(これは後ほどかけ湯に使いますので、沐浴作業中にちょうど良い温度に下がります)

そして赤ちゃんの服を脱がせて沐浴を開始します。

沐浴のやり方

お湯に入ると赤ちゃんは不安になることが多いので、手に薄手のタオルかガーゼを被せておきます。
聞き手と反対の手をL(エル)の字に広げ、首を後ろから支えます。

耳の後ろの骨の下を持つようにし、手のひら部分に首元を置きます。
首がグラついたり、滑って落とさないように怖がらずにしっかりと持ちます。

お尻から入れる

お尻からゆっくりお湯に入れます。
そしてお湯がきれいなうちに顔を洗います。

ガーゼをお湯に浸し絞ります。
顔を3を書くように両側から拭いていきます。

次に目を中心から外側に向かい優しく拭いていきます。
おでこから鼻、口まわりを拭いていきます。

次に頭を洗います。
ガーゼをお湯につけ、頭を拭いていきます。

次に石鹸を少し泡立てます。
親指を握りこむようにグーにし、親指を上下させると泡立ちます。

頭を優しく洗い上げ、ガーゼでふき取っていきます。
石鹸がしっかり落ちたらガーゼを絞って頭を拭いて水気を軽く落としておきます。

体は皮膚のしわをしっかり洗う

続いて、頭を洗った時のように石鹸を泡立て、首元、胸、ワキ、腕から手のひらまで洗っていきます。
手を握ってる場合は赤ちゃんの小指側からママの親指を入れて開いて洗います。

その後石鹸の泡を握りつつお湯に浸かったまま、お腹やお又、足を洗い上げます。

首のしわも1つ1つ洗います。
赤ちゃんは新陳代謝が良く、ミルクのはきこぼしもあるので、結構汚れています。

次に赤ちゃんの脇をつかむように持ち、ママの腕にもたれさせるように背中を向けさせます。
この時、赤ちゃんの顔がお湯に浸からないように気を付けます。

石鹸を泡立て、首の後ろから背中、お尻を洗っていきます。
最後にかけ湯をして残っていた泡を流します。

首を支えながらお湯からあげ、バスタオルの上に乗せます。
優しく水分を拭き取り、おへその消毒をしてベビーローションをぬって着替えさせます。
鼻と耳の水分を綿棒でふき取り、沐浴はおしまいです。

沐浴の時間

決まった時間はありません。
人手が多いほうがいいので、ある程度決まった時間を作り毎日同じ時間帯するといいです。

できるだけ毎日することがベストです。
慣れてくれば10分程度でできるようになります。

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