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子供の歯のフッ素を歯医者でやってきました。危険というけど・・・どうなのか?そしていつからやるのか、料金、間隔について!

3歳になって初めて、歯医者で「フッ素」を塗ってもらいました。

もともと子供の歯にフッ素を塗るつもりではなく、子供が「歯が痛い」というので、連れて行ったことが始まりです。
親としては「フッ素」の効果には、あまり乗り気ではなかったのでこれまではフッ素は行いませんでした。

危険性もあるという話もあるし、実際にいつからやるのが効果的なのか、また間隔や料金について僕の考えをまとめておきます。

何をやるにもやらないにもリスクがある

まず、話の前提として「フッ素」をするにもしないにもどちらにもメリットとデメリットがあります。

別にフッ素に限らず、何をするにしてもリスクは伴うわけで。
たとえば、外出すれば交通事故のリスクが増えるけど、外出しなければ交通事故のリスクはないです。

外出しないことは別のリスクがあるわけで、結局どちらのリスクをとるのか自分で判断するしかないわけです。

どらのリスクが自分にとって脅威でコントロールしやすいのかを判断し、実行するしかないです。

このページでは最終的にフッ素を肯定する内容です。
僕はフッ素はどんなものなのかをできる限り正しくしって、子供にフッ素をやるのかやらないのかを判断しました。

賛否あるべきと思うので、参考になればいいなと思います。

フッ素ってなに?

フッ素とは、結構身近な物質です。
人の体を形成するのに欠かせない元素で、自然界に存在します。

魚類、海藻類、肉類、穀類といった食品にも自然に含まれていて、必ず体内に摂取しています。
体内では骨や歯の形成に欠かせません。

ただ、あまりにも体内に蓄積がされると、マイナス面が強くなる危険性が指摘されています。

摂取量でいうと、成人1日の上限が10㎎になっています。
おおむね 10kg の子供だと、1日あたり1mgが上限です。

慢性的に過剰な摂取はフッ素症とよばれる骨や歯の病気が報告されているほどで、関節の硬直、骨粗鬆症などの症状を発症します。
フッ素には危険性があるんです。

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子供の歯にフッ素をする危険性

具体的に子供の歯にフッ素をする場合の危険性を考えてみました。

日常生活でフッ素は欠かせないですし、普通に食生活をしていれば欠乏することもないです。
問題はフッ素をとりすぎると、フッ素症を起こす危険です。

「フッ素のとりすぎ」はよくないということで、身近で、摂取する可能性が高いフッ素化合物をさがしてみました。
結構あるんですよね。

  • 水道水
  • 海藻
  • お茶

このほかに今回歯医者で塗ってもらった「フッ素塗布薬」です。
濃度が450ppmと食品に比べるととても濃度が高いです。

ただ塗る量は数g程度なので、上限の10mgを超えるのであれば、薬そのものを20g飲む必要があることになります。
仮に子供の体重が5kgだとしても、薬を3gほどを意識的に体内に入れることになるので、まず乳幼児が誤飲することもないです。

現実にあり得ない数字。

危険性はあったとしても薬から直接上限を超える数字のフッ素を取り入れることはないです。

現実的に考えると、フッ素が最も凝縮されている食べ物は魚類です。
これは意識せずとも上限値を超える可能性はあります。

参考として、もっとも凝縮され、フッ素が濃く含まれている食材はエビです。
おおむね1kg中に49mg含まれる計算です。

フッ素10mgを摂取するにはだいたい約200gのエビを食べることになります。

200gがどれくらいかというと、種類にもよりますが、大きなブラックタイガーを10尾くらい。

甘エビの刺身だと、20尾程度なので大人だと食べそうです。
子供でもエビが好きな子は危険かも。

といっても、1日に20尾食べたくらいでは大丈夫でしょう。
毎日毎日エビを過剰に食べ過ぎていると原因となるかもしれません。

ただ・・・毎日エビを食べるとコレステロールが高く、結石・通風とかになる危険もあります。

また、エビの他の食材では、フッ素の量が少ないので、相当な大食いでない限り上限を超えることはないです。
超えたとしても、食べすぎのほうが危険なレベル。

フッ素の過剰摂取は危険だけど、普通に生活していれば過剰になることはないし、数値がわかるので食事の量などでコントロールしやすい危険かと思います。

子供の歯にフッ素をしない危険性

じゃあフッ素を塗らいないことでの危険性はなにがあるのか?

フッ素の効果は、

  • 細菌の抑制
  • 歯質の強化
  • 再石灰化の促進

このような歯の役割を促進してくれる役割があります。
虫歯の予防に最適なんですよね。

虫歯になればいろいろとお金がかかるし、虫歯が治療ができても治るわけではないです。
永遠に欠けた歯と付き合っていく必要があります。
歯が抜けてからは食事にいろいろと支障が出ます。

自分の歯で食べ続けることがやはりいいですよね。

フッ素を塗らないと、虫歯の危険があるわけです。

ただ、どれほど効果があるのか?と思いました。

うちの嫁は、三十数年虫歯がありません。
フッ素は一切しておらず、朝晩のブラッシングだけです。
仕事をしていたときは昼もちゃんと磨いていました。

フッ素を使わなくても虫歯にならない人もいるんですよね。

重要なのはブラッシングということですよね。
ブラッシングをしなかった場合は、当然虫歯になるわけで、フッ素が無敵!というわけでもないです。

フッ素の判断は?

これらのことを考えて、僕はフッ素を使う危険性はあまりないと考えました。

子供だとまだまだブラッシングに漏れがあり、仕上げを大人がやっています。
行儀よくブラシをしてくれないこともあり、磨き漏れが怖いので幼児期だけでもフッ素をしようと判断しました。

フッ素をするリスクよりも、虫歯になるリスクのほうが重いと考えたわけです。

子供のフッ素はいつからして、間隔頻度はどれくらい?

歯が生えたら、フッ素の塗布は行っていいとのこと。
歯医者でやる場合は、誤飲の可能性は低いし安全です。

虫歯になる前であればいいので、早めがお勧めです。

間隔頻度については、医師からは4か月ほどを開けるのが良いといわれました。
年に3回程度です。

フッ素塗布の料金

料金は歯医者、保健所によって異なります。

うちの場合は、歯医者で行い保険が適用。
直接の負担自体はありませんでした。

また、自治体の保健所では決まった日付に、子供のフッ素塗布の日が設けられていて500円程度の格安で処置をしてくれるところもあります。
料金はまちまちですが、かなり格安で虫歯予防ができます。

処置の時間は、暴れずに大人しくしていれば2分程度です。
上下の歯に軽くブラシでこすりつけるだけです。
1時間程度は飲食は禁止。

とても簡単です。

フッ素については賛否あると思います。
フッ素を塗っても虫歯にならないわけでもなく、あくまでもフォロー的なものです
結局はブラッシングがちゃんとできているかということがもっとも重要なことは変りません。

虫歯予防になるので、個人的にフッ素の塗布はおススメです。

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