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読書感想文、小学校低学年(1年生2年生)におすすめの本と親の手伝い方

夏休みの宿題というと大変なのが「読書感想文」です。

子供ながらに宿題の中で、いやだなーと一番思ったものです。
当時は、何のために、原稿用紙を埋めなければいけないのか?

そんな疑問を持っていた記憶も・・・。

でも実は「読書感想文」は作業ではなくしっかりとした教育です。
今回は読書感想文の課題に、小学校低学年(1年生2年生)向けにオススメの本を紹介します。

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読書感想文の目的は?

まず、知ってほしいのは、読書感想文は大切な勉強の1つです。

本を丁寧に読んで、心情などをよく考えます。
そして自分の意見が芽生え、その気持ちを誰かに表現することができるからです。

直接的な効果はないにしても、基礎的な能力にとても重要です。
生涯役立ちますし、自分自身と比較することで、自分を客観的に知る手段にもなります。

小学校低学年(1年生2年生)では比較までは難しくても、まずは主人公の気持ちを感じたり、せめて本を読む習慣になればいいのかなと思います。

面倒だなーと思ってもしっかりやってほしい宿題です。

読書感想文で親の手伝い方

どこまで親が手を出すかは結構難しいところですよね。

ただ低学年では難しいレベルかなーとも思うし、実際読書感想文の意味(目的)を理解しなければ、作業でしかないのでそれももったいないです。

そこで手伝い方は以下のようにおすすめ。

まず、子供に本を読ませ、自分(親)も読む。
その後に、内容を細かく質問して考えを固めていきます。

主人公は、こうしたけど、あなた(子供)だったらどうするのか?
どこがいちばん面白かったのか?

など物語のポイントになる展開の疑問などを質問していく。
おもに、登場人物がどう思った?とかなんでこんな行動したの?って聞くのがいいと思いますよ。

最後に、質問と子供の回答をまとめ、子供に感想文としてまとめさせていきます。

※ あくまでも例です。
疑問点などは親が気が付くというレベルです。
低学年ではこれくらいがいいのかなーと考えています。

もちろんまったく手を出さない人もいれば、もっとかかわる人もいると思いますので、1つの案としてみてくださいね。

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おすすめの本

低学年は、読みやすい本が一番です。
宿題を出さないのではなく、宿題を出すことが重要なので、そこをポイントに図書を選びましょう。

といっても、難しいので「青少年読書感想文コンクール」の課題図書を選ぶのがベストです。

2015年(平成27年)は以下の4冊が小学校低学年(1年生2年生)の課題図書としてあがっています。

「あしたあさってしあさって」

小峰書店
もりやま みやこ 作

あした あさって しあさっての感想文の書き方ポイントについて

「かあさんのしっぽっぽ」

BL出版
村中 李衣 作

かあさんのしっぽっぽ の読書感想文の書き方について

「クレヨンからのおねがい!」

ほるぷ出版
ドリュー・デイウォルト 文

クレヨンからのおねがい!の感想文の書き方ポイントについて

「はこぶ」

教育画劇
鎌田 歩 作・絵

個人的におすすめは「クレヨンからのおねがい!」です。
特に本が苦手な子供にはいいと思います。

子供にはなじみのある「クレヨン」が擬人化されて出てきます。

「クレヨン」が主人公になっている乳幼児の絵本も多いので、子供も受け入れやすい本だと思います。

色ごとに個性があり、感情移入もしやすい。
それぞれの色の立場でたくさん考えることができるのでお勧めです。

本をある程度読めるレベルの子供には

「かあさんのしっぽっぽ」
「あしたあさってしあさって」

がいいと思います。

どちらも小さな子供が主人公になっていて、読みやすいです。

子供の素直な感想を引き出しやすい本ばかり。
小学校低学年向けの読書感想文は課題図書がお勧めです。

【自由研究がまだの場合はこちらも確認ください。】
夏休みの自由研究、小学生低学年(小1.2.3)は親がどこまでかかわればいい?

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