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離乳食初めて1ヶ月の量ってどれくらいなのかな?

離乳食を始めてはや1ヶ月、うちの子ちゃんと食べれているのかしら?周りの子はどのくらい食べているのかしら・・・気が付いたらママ友に「へぇ、意外と少食なんだね」と言われたり、「わ~、あのこすごい食べるね」なんていう会話が聞こえてくるので、余計に気になりますよね。

この時期の赤ちゃんの適正量はどのくらいなのでしょうか。

赤ちゃんの胃の大きさ

胃の大きさは体重1kg当たりおよそ30ml、体重50㎏の大人だとおよそ1500ml、6㎏の赤ちゃんはおよそ180mlと言う事になります。

母乳やミルクも飲むことを考えると1回に食べられる量はそんなに多くないことが分かりますね。

必要なエネルギーと母乳のエネルギー

離乳食中期(生後7,8か月)になると、赤ちゃんが声明を維持し、成長・発達していくのに必要とするエネルギーや栄養の量と、母乳から得られるエネルギ―や栄養素の量の「差」が大きくなるので、バランスを意識した離乳食が必要になります。

WHOによると

6~8か月の平均的な子どものエネルギーは682Kcal/日ですが、母乳のエネルギーは465Kcal/日で、およ200Kcalが不足している事になります。

また、鉄分も母乳だけでは足りません。

離乳食の目安量

では、具体的にどのくらいの量を離乳食として食べさせるのが適量なのでしょうか。

厚生労働省では1回の食事の目安量を「穀類50~80g、野菜・果物20~30g、魚または肉10~15gまたは豆腐30~40g、または卵黄1個~全卵1/3個、または乳製品50~70g」としています。

例えば、全粥大さじ3(または茹でうどん2本など)が50g相当です
野菜はニンジン1㎝とホウレン草の葉5枚など、タンパク質は魚小さじ2(または肉小さじ1・豆腐1/10丁・卵黄1個・乳製品大さじ1)が目安量となります。

この目安量がどのくらいなのか、一度は計ってみても良いですね。

しかしながら毎日忙しいママが毎回毎回計って食べさせるのは至難の業ですよね。

大人だって毎日決まった量を食べていないのに、決まった一定量を食べさせるというのは自然ではないですね。
この量はあくまでも目安で、赤ちゃんの発育・発達や活動量などによって食べる量も個人差があります。

赤ちゃんの体重の伸びや便の回数、機嫌をよく観察しながら量を調整してあげましょう。

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離乳食の量と彩

では少しでも栄養バランスの良い離乳食を作るためにどうしたら良いと思いますか?
ママが選んぶ「健康になれそうな食事」はどんな色をしているか想像してください。

白、茶色、黄色、赤、緑がそろっていますよね。

赤ちゃんの離乳食も同じように、彩り豊かな方が栄養バランスも優れています。

ただし、胃の容量が小さく一度に食べられる量が少ないので、すべての色を1回で取り入れる事は難しいです。
1回の食事で全て食べるのではなく、1日を通してバランスよく食べられているかどうかを見るようにしましょう。

我が家では離乳食は必ず大人の取り分けでしたので、1回の食事で、7倍がゆや麺などの主食、ホウレン草とニンジンなどの野菜、肉や魚・豆腐などのおかずを組み合わせて1回に少量ずつ2~3品を用意していました。

栄養を考える時に見た目の色を意識してみると、彩豊かで、バランスも良くなり、量も適当で赤ちゃんも飽きることなく食事が進みますよ。

赤ちゃんも食べむらがありますし、まだまだ母乳やミルクからの栄養中心の時期です。離乳食は「食べる事の練習と母乳やミルクの補完」くらいに捉えて、楽しい雰囲気で食べさせてあげましょう。

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