私の娘を、年中時にSAPIXkids(幼児教室サピックスキッズ)に1年間通わせました。
いつの間にか豊洲にもできて、広がっている印象です。
幼児教育に関心が高い人もいると思うので、参考にしてみてください。
なお、通わせた理由は単に「考える力をつけたい。」ということです。
小学校受験はまったく興味はありませんので、その視点では書いていません。
SAPIXkids(幼児教室サピックスキッズ)を検討される方はぜひ参考になればと思います。
この記事の目次
SAPIXkids(幼児教室サピックスキッズ)とは
幼児教室を展開してきたこぐま会とSAPIXによる幼児教室です。
先生が言うには「地頭(ぢあたま)を鍛える」という表現の教室です。
単に問題を解かせて正解・不正解を見るのではなく、問題を考え回答へ導く式をつくり解いていく学習方法です。
ほかの幼児教室に比べると
- 先生が多い
- 子供が少ない
- 机に座る
- 考える課題がでる
- 体験から学ぶ
という点を感じました。
まず先生・職員の数が受付事務は別で1クラスに3名以上で行います。
そして子供は10名以内という少人数。
大人の目がしっかりと行き届き、フォローもできるしわからない点も指導が行き届きます。
時間内にできる限り均等に発言や回答をする機会が回ってきます。
うるさい子にはしかっているようでした。
* 代々木校では、親が待っている部屋のモニターで教室の映像を見ることができます。
かなり質の高い授業とだった思います。
しっかり子供への教育ができる場所と思います。
サピックスキッズに通ってよかった点
少人数で先生が多い
子供の数がとても少なく、先生が多いので授業がしっかりします。
結局時間中はグダグダで終わることも多いですよね。
その点少人数なので、遅れている子をフォローする先生と進める先生で手分けしている感じです。
また、ちょっと脱線している子がいれば叱り、後で親になぜ怒ったのかなどフォローもしてくれます。
教室で学ぶ雰囲気を作ってくれています。
誰とでもやる積極性がつく
代々木校しかなかったので、おそらくさまざまな地域から来ていたと思います。
都内でも、山の手側と下町側の人、千葉方面、埼玉方面の人もいました。
毎日通う幼稚園では会えないような人と週に1回あって授業ができます。
一応人数は10名程度で、何人かは入れ替わっていくし、1年間で幼稚園や保育園などの行事で出れない日もあります。
そんな積極性がついてきました。
授業後のレビューがある
親にとってありがたいのは、授業の終わりに、先生が説明をしてくれることです。
幼児教室には基本的にこの時間が設けられています。
内容はその日に行った授業内容とポイント、その後の自宅学習のポイント。
自宅に帰って、どのように復習をすればいいのか、解けなかった問題をどのように教えていけばよいのかなどを解説してくれます。
自宅学習の癖がつく
当日もらったテキストは全部できていないので自宅で終わらせます。
もちろん宿題ではないので提出をする必要はないけど、せっかくレビューしてもらったので自宅でも同じように教えることができます。
こぐま会のテキストを無理なくできる
サピックスキッズのカリキュラムがこぐま会の「ひとりでとっくん100シリーズ」にある程度沿っています。
本屋で販売されている幼児用の教材の中でも少し変わっているのが「ひとりでとっくん100シリーズ」だと思います。
同じ1冊の中で難易度が広く、進め方をわからず、ただ買ってもあまり身になりません。
その点サピックスで親も進め方を学んだので使いやすいです。
サピックスキッズに通って悪かった点
サピックスキッズに通って正直不満はありません。
ただ、ちょっと不満という点で以下をあげます。
お金の面
毎週土曜日 90分。
教材で追加の料金はないし、サピックスの一部冊子ももらえます。
夏季イベントやテストなどは参加すれば別料金になります。
あの青いキャラクターの教室は月額8,000円なので、3倍以上です。
小学校受験の幼児教室だと20,000円代は安い。
読解力は少し劣る?
あくまでも個人的印象ですけど、数字、図形、比較というような理系的な頭はとても発達するような気がします。
そもそも私が気がつかないだけのか、年中だったので力を入れていないのかわかりません。
ただ四谷大塚の入学準備講座のほうが文章問題はしっかりしていた印象です。
悪い面も考えてみましたが、満足する教室でした。
最後に
小学校受験にはあまり関係がない授業かもしれません。
ただ、SAPIXkids(幼児教室サピックスキッズ)は考える力をつけることは間違いないと思います。
参考になれば幸いです。
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