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ノロウイルス、2015の流行はなんと新型!予防対策にはどんな消毒がいいのか?

2015年の秋からノロウイルスが流行すると国立感染症研究所が発表しています。
しかもまだ人の免疫ができていない新型ではないかと予想されていて、2015年はかなり流行が拡大するのではないかといわれています。

ノロウイルスは感染力が強いです。

うちも2011年の冬にノロウイルスとロタリックスの流行性の胃腸炎に一家でかかってしまいました。
大人はさほど症状はひどくなかったですが、子供は大変でした。

その時の経験から、予防にかなり力をいれ対策をしています。
消毒方法など備忘録として残しておきます。

新型ノロウイルス

そもそもノロウイルスは感染力がとても強いです。
ほんの少しの菌でも感染し症状がでるため、集団感染の事例が毎年多くあります。
高齢者施設や小学校はよくあるんですが、10年ほど前は東京のシティホテルで集団感染が起きました。

ホテルなどの公共施設で起きたことはおそらく例がなかったです。

感染の経緯は、あるお客さんがノロウイルスに感染していて、ホテルの床に嘔吐。
掃除はしたけど、乾いたところから菌が拡散し、集団感染し300名以上の患者がでました。

国立感染症研究所では2015年のノロウイルスは、新型ノロウイルスとなる可能性を指摘しています。

とても感染力が強いだけでなく、まだ免疫がない新型ということで、感染の拡大が恐れられているのが現状です。

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予防対策

ウイルスを人からもらうのと、直接食事でとるのでは対策が違います。
まず、牡蠣や2枚貝からウイルスをとることを防ぐ。

牡蠣などは加熱処理するか食べない

主に牡蠣や二枚貝による感染例が多いです。

牡蠣を触った後、しっかりと手を洗わずに調理すると、ウイルスが広がっていきます。
特にノロウイルスは菌が少量でも感染するので、

牡蠣=>人=>器具=>人

というような感染もあります。

ノロウイルスの感染が流行する冬は生食を控えることが一番の防止になります。
あとは、しっかりと加熱処理します。

  • 中心温度85~90℃
  • 90秒間以上の加熱

これが理想です。

kaki

手洗いの徹底

もう1つは手洗いです。
ノロウイルスに限らず、予防の定番です。

ノロウイルスは消毒しても効果は薄く、洗い落とすことが重要なので効果的です。

厚生労働省の公式動画

消毒方法

家族がノロウイルスに感染している場合は、家の中で感染拡大をさせたくないものです。
うちでは、2011年に家族全員に感染してしまいとても苦労しました。
順番としては、おそらく親のどちらかが感染し、子供に感染という順番と思います。

ただ親はそれほどひどくはなかったです。

子供は、頻繁にゆるい便をして、おむつ交換の頻度も多く、おむつかぶれなどもしました。

嫁は子供の便の処理で、自分も体力を奪われかなり憔悴。
もう2度と家庭内で感染はしたくないと誓ったものです。

汚物とおうと物の処理

汚物とおうと物にはウイルスが多く存在していて、処理をする人の感染リスクがとても高いです。

うちで、行ったおむつ交換の対策がこちら。

  • 新聞紙や古紙をいておむつ交換する
  • かぶれの予防のため紙のおしりふきは使わない
  • ぬるま湯を霧吹きでおしりを洗う
  • できればガーゼタオルを使う
  • 親は医療用の手袋を毎回使う
  • 換気をする
  • 次亜塩素酸ナトリウムが入っている医療ハイターで消毒

医療用といっても、通販で簡単に購入できます。
手袋は100枚で1000円ほどですし、ハイターも1000円以下。

大人が病院にいくことを考えると安いものです。
処理後の手洗いも徹底します。

うちでは誰も嘔吐することはなかったので、その処理はしていません。

ただ、次亜塩素酸ナトリウムを直接注ぎ、キッチンペーパーで広がらないように集めながら取り除くのがいいようです。
見た目がきれいになったら、床にキチンペーパーをひき、次亜塩素酸ナトリウムを注ぎ消毒。

10分ほど放置し、最後に水拭きするといいとのこと。

ノロウイルスは感染力が強く、家庭内の感染は比較的起こりやすいです。
ちょっと面倒ですけど、家族のために頑張りましょう。

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