子供にピアノを習わせたいと思う親は多いですよね。
うちもその1つでした。
でも、実際にどのように教室を探し、始めればいいのかわからなかったです。
都内には、個人経営のレッスン教室もあれば、大手の音楽教室が運営しているところもあります。
子供がうまくならば、ぜひその教室に通わせたいものです。
うちはおかげさまで、この記事を書いた段階で1年半以上続いています。
3歳8か月から始め、4歳8か月で初の発表会という流れで、今は次の発表会に向け勉強をしています。
選び方、進み方は人それぞれなので私たちの考えが正しいとは思っていませんが、教室選びに迷っている方がいましたら1つの参考にしてみてください。
レッスンの方法
まず、選択肢にあるのが個人レッスンなのかグループレッスンなのか。
例えば、ヤマハやカワイといった大手教室には幼稚園・保育園児の個人レッスンはなくグループレッスンが主です。
個人教室ではグループレッスンはなく、個人レッスンが多いです。
グループレッスンのメリットは、楽譜を読むことよりも、リズムや音感を最初に育成します。
そして進み具合にあわせ、個人レッスンに移行していく感じです。
そもそも子供が音楽に興味を持っていない場合もあるので、いきなり楽器や音符よりも音楽の楽しさから入るわけです。
デメリットはピアノを触らないこともあるし、譜面を読む力はすぐにつきません。
また教わるスピードは教室ごとになってしまい、親として進み具合に不満が出るかもしれません。
グループレッスンだと、委縮したりできない子、うるさい子もいて人に影響されやすくなります。
うちの場合は、大人数だと人に流されてしまい中々上達しないことはわかっていたので、ピアノにかぎっては個人レッスンを探しました。
個人レッスンのメリット
メリットは、いきなりピアノを触ります。
本物のピアノは鍵盤が重く、音色も当然違います。
そして、子供のペースに合わせて教えてくれます。
難点はレッスン代が不明瞭だったり、先生都合で急に休みなどが出ることがあります。
先生の代わりがいないので、先生が病気になると、レッスンは休みになります。
あと、いきなり相性の悪い先生にあたると、どうしようもないというリスクもあります。
もちろんその逆もあるので、体験レッスンしているところがいいと思います。
教室の種類
大手直営
基本的に未就学児はグループレッスンから入ります。
チラシや宣伝も多く見かけると思います。
価格も明瞭で、比較的安価、最も敷居が低く感じるかもしれません。
先生が変わってもそれなりに教えてくれるのもいいです。
しっかりとカリキュラムも作られているので、アタリハズレは少ないですし、転勤で引っ越しをしても同じ教材で進めることが可能と思います。
個人教室
個人の自宅でピアノ教室をされている人も多いです。
ピアニストをしながら生徒に教えている人です。
ただ、良くも悪くも個人運営です。
先生の影響力が強いところが多く、絶対的な存在です。
レッスンも個人レッスンが主で、子供と先生の相性が良ければ、最も伸びます。
ただ、相性が悪いと伸びが悪いしすぐ辞めます。
経理もしっかりしていないので、レッスン代や発表会の代金もわかりにくいことがあります。
それも踏まえ、相性次第といったところです。
カルチャーセンター
個人教室の委託版みたいな感じです。
良いのは、経理・施設はカルチャーセンターが行うので、明瞭会計です。
それでいて個人教室のように先生が教えてくれます。
大手と個人の中間で、先生の系列によって、発表会などが行われます。
敷居は低いので始めるには良い場所です。
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ピアノを習うときのお金の事情
そして気になるのがお金の事情です。
大きく以下のお金がかかります
- 入会金
- レッスン代・月謝
- 教材費
- 施設費
- 発表会
- 衣装代
入会金は教室によってさまざま、キャンペーンや下のクラス・関連クラスを受けていると不要な場合もあります。
割引大前提で設定している教室が多いです。
レッスン代の設定は様々。
だいたい初心者向けは、1レッスン 30分から1時間で 月4回 7000-9000円が相場です。
レッスン数や時間が減ると安くなるし、教材費が込みの場合はもう少し高くなります。
教材は、レッスン代に入っている教室と入っていない教室があります。
中・小規模の教室や個人教室では自分で教材を買ってくることが一般的です。
1冊1500円程度で 半年ほど使う感じです。
その他五線譜のノートを買うこともあります。
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施設費は、毎回のレッスンに必要な場合と、わざわざ場所を借りて練習する場合にかかります。
毎回のレッスンに必要なものは基本的に固定で毎月かかります。
レッスン代・月謝に組み込まれていることも多いです。
もう1つはわざわざ場所を借りる場合もあります。
毎回のレッスンはアップライトピアノを使うことが多い教室では、発表会前にわざわざグランドピアノを借りてレッスンすることもあります。
その際に場所とグランドピアノを借りる代金です。
一時的に1回数千円といったところです。
そして、発表会の費用。
発表会はその教室や系列によってさまざまです。
主に施設を借りたり、楽曲利用料、イベントを準備するための費用です。
未就学児の発表会だと1回1万-1.5万が相場。
その他あとあとビデオを買ったりするとさらにお金はかかります。
発表会の衣装代ですが、それほど心配しなくてもいいと思います。
発表会によりけりで、とても華やかなドレスが必要な場合もあれば、少しきれいな感じでOKな場合もあります。
初心者向けの発表会だと、そんなにかしこまる必要はなく、小学生の多くは制服で出る子もいます。
ただ、ドレスを着る機会がないので、わざわざ着させたい親心もあります。
未就学児だと、来年も同じドレスのサイズではないので、イベントが重ならない限りは1回きりの衣装です。
ざっくりだけど、年間ピアノ関連でかかった費用です。
多めに見積もりまして
年間月謝 10万
教材費 1万
施設費 1万
発表会・衣装代 3万
多く見て初心者の1年はこれくらいです。
そのほか電子ピアノです。
私たちが選んだ時に重視したポイント
自分たちが最も重要に考えたのは、先生との相性とお金の面です。
変な話、どの教室に行っても教える基礎は同じです。
あとは教わる側と教える側の相性で伸びは変わると思っています。
子供のやる気を持続させてくれる先生を選びたかったです。
また、とりあえず楽譜通りに鍵盤をたたくことよりも、細かく表現の方法まで教えてくれる先生を探しました。
バイエルを使って指の動かし方や表現力を徹底して教えてくれる先生です。
同じ曲をずーっとやってもいいんですよね、同じ曲でも弾き方、弾く人でまったく曲が違うのです。
表現力というか音の出し方を教えてくれる人が望ましかったです。
反対に、とりあえず課題曲の音を出すことさえ出来ればいいような進め方は望みませんでした。
まとめると
- 個人レッスン
- 進めることよりも、技術表現の指導を重視する
- 子供の相性が良い
- 支払いが明瞭
こんな感じの先生を探しました。
私の家の周辺では、電車に乗って1,2駅の範囲に、個人運営の教室が2箇所、カルチャーセンターが2つ、大手ピアノ教室が2つ簡単に見つかりました。
恐らくとないだと、普通に見つかるレベルです。
そこから、2箇所体験に行って、たまたま条件に近い先生・教室にお会いすることが出来て、今も続いています。
自分たちの探す先生や教室が必ずしも良いかはわかりませんが、ピアノ教室を探す参考までになればいいなと思います。。
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