夏祭りや、花火大会に子供を浴衣で連れて行きたいものですよね。
管理人は実は呉服屋で生まれ育ち、着物には造詣が深いです。
浴衣は生地さえあれば結構簡単に作れます。
そこで、今回はミシンを使いながらの浴衣を手作りする方法を伝授します。
型紙、おすすめの生地などぜひ参考にしてください。
100-150くらいの子供用の浴衣と考えてくださいね。
ちなみに管理人が作った110の子供浴衣(娘用)です。
2015年はこれで夏祭りに行かせます。
手順は簡単で
- 生地選び
- 型紙の準備
- 裁断
- 縫製
難しいといっても、袖口くらいです。
1)生地選び
子供の浴衣をせっかく手作りするので、生地は綿100%がおススメです。
わざわざ化学繊維が入っているものは不要です。
ネットショップでもたくさん売っているのですが、実際にさわってみて買う方ほうがいいですね。
リップル・スケア生地やゆかた地で探してください。
生地屋さんでは浴衣を作る前提で、和柄が多く出ています。
かるく身頃に見立て、子供に合わせてみるといいですよ。
生地の長さ
リップルやスケア生地は 107cmの巾を使います。
身長101~110cmの場合→340cm
身長146~155cmの場合→430cm
ゆかた地→ 約1反です。
※ゆかた地は長さ1170cm×幅36cmを基準にしています。
だいたい、リップルやスケア生地だと100cm800円ほどが目安です。
1着4000円くらいになるでしょうか。
初めて浴衣を作る人・縫製が慣れていない人は、細かい柄が多いリップル生地がおススメです。
リップルは夏特有の表面が波打った生地で、浴衣に最適です。
縫いやすさでいうと、スケアがいいです。
なお、浴衣の手作りの醍醐味を味わいたい人はゆかた地で挑戦してください。
特にゆかた地は大きな柄も多くでています。
この大きな柄は、柄あわせや配置を考えないとバランスが悪くなります。
既製品の子供の浴衣では柄あわせまで考えて作っていないので、気遣って作れるのは手作りの醍醐味です。
こだわると、最高にかわいい子供の浴衣ができあがります。
2)型紙の準備
子供の浴衣を作る場合は、型紙は購入したほうが楽です。
早いし確実。
こちらの本は縫製も説明されているのでおススメです。
初めての方でも安心して作ることができますよ。
慣れてる人は1日でできるし、のんびり作っても3.4日で完成できます。
フィットパターン5522 やさしいこどもゆかた 【ネコポス可】|生地|型紙|パターン|キッズ|… |
3)裁断
型紙をあて型をなぞり、切ります。
パーツごとに名前を書いておくといいです。
4)縫製
何事もはじめての人は、難しいなと感じると思いますけど、2着目を作るときはとても簡単に感じるはずです。
洋服と異なり、肩のように立体の箇所もないので丸く縫う必要がなく、ほとんどが直線です。
難しい点は袖くらいです。
浴衣をはじめて縫う人は、日本人の知恵が和服につまっているんだなーと感じてもらえると思います。
子供の浴衣は意外に簡単です。
ミシンやはさみなど基本的な裁縫セットがあれば、後は型紙と生地だけそろえればOK。
1着4-5000円でお気に入りの1着がつくれます。
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