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子供の箸の持ち方、練習はいつからどのようにするのか?実は矯正、輪ゴムは必要ない!

子供の箸の持ち方っていつから教えるといいのでしょうか。
親とすれば子供が、美しく箸を使ってくれることはとてもうれしいものです。

いつ頃から、どのように箸を持たせ、練習させることがいいのでしょうか。
矯正用の箸とか、輪ゴムとか使うこともあるようですが・・・。
実は以前、箸づくりの職人さんに聞いた話があって、その通りにしたら、うちの子は3歳になる前から箸を使っています。

幼稚園の年少組の給食で、箸を使って食べているのです。
箸づくりの職人さんに聞いた、箸の練習方法もレポートします。

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箸を正しく持つ必要性

そもそも、なんで箸を正しく持つ必要があるのかなと思ったんですよね。

正しく箸を使うと、物をつかむ操作性が抜群に高くなります。
また、こぼすことも少なくなり、所作が美しくなります。

機能性と機能美といった感じですかね。

あと欧米人と一緒に食事をすると意外に驚かれます。

箸職人の人の話では

日本では古くから、親から子に「箸の正しい持ち方」が受け継がれていることで、親子のコミュニケーションの一つでもある。

ということでした。

箸の練習はいつからはじめたら良いの?

ではいつから箸の練習をさせるといいのでしょうか。

  • 一人で食べることができてから
  • 箸に興味を持ってから

この2つがそろったタイミングです。

2歳くらいからは一人でスプーンやフォークを使い食事をしているはずです。
きれいに食べなくても構わないので、まず一人で食事をできる状況にしましょう。

そして親が使っている箸に興味を持ってきます。
そのタイミングで触らせるのがお勧めです。

箸の練習グッズはいる?

箸職人によると、練習グッズは「不要」ということでした。
いわゆるトレーニング箸は無駄な癖ができるということです。

理由はよくわかりませんが、指を無理やり固定するので「あそび」がなく、微妙な力加減がつかえないから。

箸そのものが固定された状態で、普段使う箸の動きではありえない可動をします。
持つ格好はできるけど、実際に使うとなるとあまり向いていないのでしょう。

自分でも矯正箸を触ってみましたが食べにくく大変でした。

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箸職人がすすめた箸の練習方法

箸職人に聞いて実践した方法がこれです。

  • 親が正しく箸をもつ
  • 親子で食卓を囲む
  • 子供のサイズの箸を使う

箸職人がいうには、親が正しく箸を使っていると子供は勝手に学んでいくそうです。

「なにそれ?練習じゃなくて放置じゃないかー」とはじめは思いました。

その時は、夫婦できれいに箸を持てることをおだて、箸を買わせようとしてるんだなーと思っていたんですよね。
実際に夫婦と子供用の箸を購入してるんです。

一応、半信半疑でしたけど、怒るのも、教えるのも面倒だったので、うちでは子供に箸を渡し、一緒に食事をするようになりました。

すると2,3日で正しく箸を使っていました。

もちろん完全放置というわけではないです。
わざとヘンな持ち方をした時や、「寄せ箸」や「立て箸」といったマナー的におかしいときは怒ります。
ただ、こぼそうが、遅かろうが今でも箸を使っている時は特に何も言わず放置しています。

かなり上手くなり、今は外食のレストランなどでも大人と同じ箸を使います。
見よう見まねで習得するみたいです。

子供の箸の選び方

最後に、子供の箸の選び方です。

いわゆる子供用の長さの箸がお勧めです。

矯正用ではなく、普通の子供の箸です。
キャラクターものでも構いませんし、無地でもOKです。

断面が四角と丸も気にすることはありません。
長さだけ気を付けておけばOKです。

長々と書きましたが、実際は教えるのではなく、子供がまねるということのようです。
親が正しく箸を使うことができていれば、矯正箸とか使う必要はないです。

子供の観察力、吸収力はすごいですよ。

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