「頭を健康に」
そんなキャッチフレーズがついている栄養素があります。
それがDHAです。
DHAが注目され始めたのは、1990年代と比較的最近です。
そのきっかけが「日本の子供の知能指数が高いのは魚を食べているからではないか」という疑問が投げかけられたからです。
その後研究が進み、DHAはとても凄い栄養素であることが知られることになりました。
ぜひ、子供に採らせておきたい栄養素なのでここで紹介します。
DHAとは
DHAは神経系の細胞の成分となります。
腸から吸収され血液を通り脳まで送られていきます。
DHAは脳にたどり着く数少ない成分です。
DHAは脳の中に入り込み、特に、記憶力や学習能力に関係する海馬に集まります。
そして脳の活動を活性化させる重要な成分となって行きます。
脳の中の情報伝達をスムーズにする
脳の中では、情報が神経細胞を通りつながっていきます。
DHAはその情報伝達をスムーズにする役割を持っています。
頭の中で、情報と情報がつながりやすくなる、感度を上げる働きがあるのです。
特に脳が飛躍的に伸びる、幼児から小学生位には意識して採って欲しい栄養素ではないでしょうか。
さらに視力にも良いとされていて、DHAは網膜の脂肪の40%~60%を占めていることが研究で明らかになっています。
とても凄い栄養素なんです。
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DHAが採れる魚
DHAが特に多く含まれるのは魚です。
主に、さばやいわしといった青魚に豊富に含まれています。
理想的なDHAの摂取量は、一日にサンマなら1尾、イワシなら2尾。
刺身でブリ、もしくはマグロのトロを4,5切れ。
毎日工夫して採っていれば理想的です。
でも現実は・・・
最近の食生活
実際は魚料理が少ないのが現実です。
毎日焼き魚、毎日お刺身なんて食べ続けるのは不可能です。
そして魚は高いし、料理が面倒といったイメージが強いです。
実際に今の子供たちは確実に魚を食べている量が少ないというデータも出ています。
肉中心の食生活、手間のかかる魚料理を避けていることも多いのではないでしょうか。
ハンバーグ
カレー
ウインナー
から揚げ
もちろん肉もバランスよく食べる必要があります。
でも少しは気にして魚料理を出したいものです。
おそらく勉強が進んでいる子供の家は夕食に魚料理がでる家が多いです。
データハウスが行った調査
東大生と京大生を対象に行った調査、親が作ったメニューによく魚が出てきたとの回答が67%
DHAはどれだけ採ればいいのか
魚料理以外でもDHAは多少なりに入っているので、1日平均して454mgは摂取しているといわれています。
ただ、日本人に必要な半分にも満たない数字です。
相当意識して魚料理を取らないといけません。
おススメの魚料理
比較的簡単なのは
アジ、サンマ、いわしといった焼き魚です。
サンマは1尾、いわしは2尾。
塩を軽くふって、放置、味を引き出し、焼きます。
大根おろしやしょうゆで食べればとても美味しくいただけます。
もちろん食べ物だけで頭が良くなるなら苦労はせいません。
でもDHAが脳の健康に関わっていることは間違いなく、ぜひ子供に意識してDHAは採らせたいものです。
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