赤ちゃんの鼻がつまっている時、楽にしてあげたいと思いつつうまくいかなくて困ることのほうが多いと思います。
特に上手く鼻をかめない乳幼児や園児は眠りにつかないこともあり、親も大変ですよね。
考えられる代表的な2つの症状別に解消方法を書きたいと思います。
- 「鼻くそ」が詰まっている場合
- 「鼻水」が詰まっている場合
どちらの場合も、まずは鼻づまりを長く起こしていると鼻の下がただれ始め真っ赤になってヒリヒリします。
ひどくなる前にワセリンやベビーオイルを塗って保護してあげてください。
可能であれば保湿用の高級ティッシュを使って上げると肌の負担が少なくてすみます。
また、母乳でも哺乳瓶でミルクを飲むのにも口を閉じるとあっけなく鼻くそがぽんと飛び出すこともあります。
授乳の時間はチャンスです。
手元にティッシュを用意してくださいね。
換気をし、室内の環境を整えることも大切です。
「鼻くそ」が詰まっている場合
この場合の鼻汁は固まっている状態です。がちっと鼻の入口で固まっており見えているのに粘膜に張り付いていることも多く痛いため取ろうとすると赤ちゃんはとても嫌がります。
また、放置していても赤ちゃん自身も、呼吸が苦しく口呼吸になってしまっています。
無理して取ろうとせずに、鼻の穴をティッシュでたたくようにするとくっついてとれます。
高熱の場合は難しいですが、お風呂上がりだと硬い鼻クソも多少柔らかくなるので取れやすくなります。
鼻の頭をすこし温め、鼻クソを柔らかくするのがポイント!
あまり奥まで入れずに、綿棒をつかって優しくくるっと取ってあげてください。
「鼻水」が詰まっている場合
ドロッとした鼻水もまた取れにくい代表です。
白や透明の鼻汁もまた粘り気があって取るのが難しいですね。
鼻に直接口を付けて吸ってあげればいいなんていう人もありますが、それではやってあげるお父さんお母さんに二次感染のリスクも高まるのでおすすめできません。
最近では、¥500~¥1000位で鼻を吸い取ることのできる道具がドラッグストアや調剤薬局に売っています。
【レビュー特典付き★】耳鼻科と小児科の先生が共同開発した、二次感染予防できる、使い捨てフ… |
似た器具を使われている動画。
泣くけど、いいんですよね。
このような道具を使うと粘り気が強いほど吸い取る事ができます。
使い捨てではないため使用後は清潔を保つ必要がありますが家庭ではなかなか役にたちます。
高価ではありますが¥30000前後で家庭用の電動の吸引器もあります。
ちょっとした風邪ではなく繰り返し鼻炎を起こし中耳炎を起こすようなお子さんにはとても役にたちます。
介護の痰吸引器も兼ねているものですので耳鼻科の先生に相談してみるのもいいでしょう。
鼻水や鼻くその色には注意!
どの鼻づまりにも共通することですが、鼻汁や口の匂いが気になる場合や黄色、緑、赤や茶色といった時は細菌感染など悪化している事が考えられます。
鼻づまりからあっという間に中耳炎に進んでしまうことも多々あります。
鼻汁は喉に直接流れてしまうので咳込が多くなって時も受診する目安になります。
赤ちゃんは症状が進むのが早いので変だな、不安だなと思ったら早めに小児科に行くことも大切です。
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