ランドセルは年々機能性が高くなってきています。
また色も豊富で、各社何十種類のカラー展開をしています。
そこで一番迷うのが「色」
昔は男の子が黒で、女の子が赤が定番でした。
しかし最近は・・・オレンジとかすごく目立つ色も出てきていますよね。
どの色を選ぶといいのでしょうか、後悔しない色の選び方を実際に小学校教諭に聞いてみました。
小学校教諭が進めるランドセルの色
まず、あくまでも1教諭(アラサー)の個人の考えです。
参考までに載せておきますね。
「ランドセルの色は、昔からの定番の色がいい」とのこと。
男の子は黒か濃い紺色。
女の子が赤か薄い赤色。
メタリックやブルー、オレンジのような目立つ色は避けたほうがいいというのが見解です。
もちろん、すでにカラフルなランドセルが多い学校であれば選べばいいけど、黒赤系が主流の場合はあまり奇抜な色は避けるべきということです。
色違いのランドセルにはメリットは少ない
個性的な色は、同じクラス・学年で、誰とも色が被らないこともあります。
稀に、学校でただ一人の色ということもあるでしょう。
目立つしいいのですが、悪い面も多いです。
それは・・・すぐに誰だか特定できてしまうからです。
たとえば「ブルーのランドセルの子」とか、すぐに覚えられてしまいます。
狭い社会だと目立つだけです。
通学中の人の目にもさらされます。
いい面では、通学中に悪いことはできないのですが、下手に何かしてしまうとすぐに誰だかわかってしまいます。
そして「ブルーの子は行儀が悪い」というのがすぐに広まり、忘れられることがなくなるのです。
もし定番のランドセルであれば、ランドセルで見分けられることもなく、あくまでも「小学生の誰か」でしかなく、早い段階で記憶からなくなります。
人はどうしても、悪い面を見て、記憶が残る傾向があります。
下手に目立つのは・・・避けたいですよね。
いじめの対象になりやすい
低学年の時はいじめの感覚は全くないです。
でも、思春期を迎えるにつれ、出てくるのが人との差を気にする気持ちです。
赤い中で、1人だけの黄色のランドセル。
子供の中に自然に「差」を感じ、いじめにつながる傾向があるとのことです。
社会は根本的に、違うものを排除しようとする傾向があり、子供だけの社会でも同じように芽生えてくるようです。
マイノリティ(少数派)は社会的に弱いわけです。
もちろん「ランドセル」だけでいじめが起きたり、起きないわけじゃないです。
あくまでも1つの要素でしかないんですが、まだまだランドセルの色を自由に選べる社会ではないということです。
無難ですが、女の子は赤系、男の子は黒か紺系で購入しておくと後悔はありません。
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